【完】黒姫
直紀(総長)は司に殴りかかっている。ヤバい。







司は副総長だから総長の拳よけられなそう。






もう。この際バレてもいい。







恵里菜の彼氏を守る。






恵里菜と司の距離は結構あるけど、私と司のこの距離なら…。と思い走り出した。





そして、私は直紀の拳を掴んだ。







稲穂「恵里菜の彼氏になにするつもり(黒笑)」







直紀「…?」







稲穂「俺の親友を泣かせるようなことしたら許さないよ?
恵里菜は直紀ではなく、司を選んだんだ。それでいいんじゃないか?」






直紀「…そうだな。じゃ、姫を俺の彼女にしようかな。」






こいつ、反省してないな。







恵里菜「稲穂?」






稲穂「ごめん。俺の正体ばれちまう。ごめんな。俺達しか知らないことにしたのにな。でも、俺、こいつら許せねぇ。」






私は本音をいった。







恵里菜「うん。いいよ。」







稲穂「ありがとな。」









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