ドSな生徒会長に捕まりました





やっと休めた、みたいな感覚。




「……ねぇ、お楽しみのとこ悪いんだけど、目……とろけすぎ」




水をさすような生徒会長の言葉にハッとして。



あぁ、私の幸せタイム……。


なんで邪魔するかなぁ。



ムッとして、キッと鋭く睨んだ。




「おーこわこわ。でも……望月さんはそのままでいいよ」



……ふん、なにそれ。今更ご機嫌取りのつもり?




ぷいっとそっぽを向くと、生徒会長の形のいい唇が近づいてきた。






< 60 / 111 >

この作品をシェア

pagetop