ドSな生徒会長に捕まりました





当然私は震え声。




「じゃ、よろしくー」



のんきに一言残し、またさっさと自分のお仕事へと戻る。



ちょっとイラつきながら、ためしにどっこらしょとダンボールを持ち上げて。



「お、重……っ」



こんの、腹黒っ……!

これだけ重いのに、かよわい女の子に持たせようって言うの?



ふと視線を感じ、生徒会長が座っている場所をちらりと盗み見ると、

案の定じとっと「もちろんやるって言ったよね?」という目で睨まれていた。





< 65 / 111 >

この作品をシェア

pagetop