今夜、君にラブロマンスをささげよう。
びっくりして首を窄めてしまう。
すると志月さんはにっこり微笑んでわたしの頬に触れた。
「ご飯粒が付いている」
志月さんはわたしの頬に付いていたご飯粒を食べてしまった。
「しっ、しづきさんっ!?」
そりゃね?
見た目、わたしはチビだ。
寸胴だ。
高校生にもなって小学生にさえ間違われることも少なくない。
「ーーーー」
でもね、それでもちゃんと女子だよ?
頬に付いていたものなのに平気で食べられてしまうこの状況。
これってどういうことなのかなっ。
それってそれって、わたしがチビで寸胴だから異性として見られてないってことだよね!
でもわたしは違う。