ふたりの日常。~冬の夜~
不機嫌な夜ご飯デート
冬の夜は長い。
日が暮れるのが早いから、当たり前と言えば当たり前だけど。
そして、わたしの機嫌はすこぶる悪い。
目の前の啓介は、さっきからずっとにこにこしている。
「明日香ちゃん、機嫌直してよ」
ハンバーグを口に運びながら、わたしは啓介の言葉を無視した。
「もう知らない。啓介なんて」
目も合わせずに呟く。ハンバーグは美味しいから完食してやる。
「食べる?」
目の前には啓介の分のパンナコッタ。わたしはティラミスにしたから、そっちも食べたい。
「食べる」
ブスッとした顔で即答すると、啓介は盛大に吹き出した。
日が暮れるのが早いから、当たり前と言えば当たり前だけど。
そして、わたしの機嫌はすこぶる悪い。
目の前の啓介は、さっきからずっとにこにこしている。
「明日香ちゃん、機嫌直してよ」
ハンバーグを口に運びながら、わたしは啓介の言葉を無視した。
「もう知らない。啓介なんて」
目も合わせずに呟く。ハンバーグは美味しいから完食してやる。
「食べる?」
目の前には啓介の分のパンナコッタ。わたしはティラミスにしたから、そっちも食べたい。
「食べる」
ブスッとした顔で即答すると、啓介は盛大に吹き出した。