毒舌男子と住みましょう?
また睨まれた。
勘弁してくれー。私は男の人に睨まれるのは慣れてないんだ。
「ともかく、こういうことがもしまたあったら、今度は本気で警察呼びますから」
「……火に油を注ぐようだけど、なんで今回は見逃してくれたんでしょうか……?」
恐る恐るそう聞くと、霧島くんはちょっと顔を逸らして、
「……あなたの作ったハンバーグに免じたんです」
「……気に入って頂けたようで、何よりです」
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