毒舌男子と住みましょう?



……しっかし、見かけによらず霧島くんは食いしん坊少年なんだね。


ハンバーグ一つと半分(お代わり用の一つは半分こした)で通報を思い留まってくれるとは。



随分と安い……おっと、これ以上はやめておこう。


また痛い目にあいたくもないからね。


「……じゃあ、雨宮さん。僕はそろそろ寝ますけど……夜、僕の寝ている部屋には入って来ないでくださいよ」

「いくらなんでも、そこまでしませんよ」

「……どうだか」


わー、虫けらを見るような目ー。


< 67 / 183 >

この作品をシェア

pagetop