毒舌男子と住みましょう?
まさか、0が6つもつく額をポンッ、と出せるおうちだとは思わなかったよ。
ともあれ、これで当面の軍資金はばっちり。
何の心配もなくお買い物に行ける。
霧島くんも、ちょっとホッとしているみたいだ。
「じゃあ、ちょっと準備してきますね」
そう言って霧島くんは部屋に戻っていった。
なんだかんだで、楽しみなのかな? 微妙にスキップしていた気がする。
……さて、私も準備しなきゃ。
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