白い季節

立秋~想い~


秋になりつつある季節の境目、雨も降ったり寒くなったりと忙しい天候だ。美優奈の体調が、優れないみたいだ。咳したり頭を抑えるなどと増えてきた。
週末デート中…事故が起きた。人気のない公園で。

真横で咳をする…またする。
心配になる。
「美優奈。本当に大丈夫なのか?病院行かなくて平気か?」
苦しそうな顔で、「大丈夫」と呟いたその時に、バタリと倒れた。
「美優奈!大丈夫か?おい!」
そのままおぶって、病院へと走り出した

 何時間経ったのであろう。数分だったかもしれない。
時間かからずに人工呼吸器等を取り付けられた美優奈の姿があった。
チューブだらけで見てるだけで痛々しい。美優奈は目覚めない
美優奈の担当医がゴム手袋を外しつつこちらに来た。

「センセ・・・あいつどうなるんすか、これからも生きていけますか」

「極めて深刻なじょうたいです、今では何とも言えません」
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