私を離さないで見つめて

晴れやかに

青空広がる
ここは小さなチャペル
近親者なし私だけ

「ねぇ、私だけなの？」

「できちゃった婚だし、俺親に勘当されたから、あの一件で歩美も両親も反対されたし・・・高岡だけでいいんだ、証人な、」



「歩美です、麻衣さんに逢ってみたかったから、無理を言ったんです、麻衣さんて思っていた通りの人だった、私にはこの人しかいません、お友達になってくれませんか？」