【短】大型犬系暴君
私の1番の弱点・首を攻めて満足したのか、今日最高の甘みを含んだ言葉を呟く。


「ホント……カワイ過ぎてヤベェ……」


「ふっ………」


それからはもうキス攻撃は留まる事なく、とりあえず制服で隠れてなくて左京の唇が届く範囲は触られまくった。


「左京……」


「その声、オレ以外には聞かすなよ。男ももちろん、女もだ」


「女もって……アンタ独占欲強過ぎるって」


「だって聞かせたくねぇんだもんよ」


独占欲丸出しの発言をポンポン放つ左京は、言葉こそ何だかネコ系男子っポイけど――――…行動は完全に犬系男子そのもの。
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