幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





沖田さんはいつもと変わらない表情だ。



幸「殺したいんでしょう? だったらお好きにどうぞ。私の安い命で償えるかは謎ですが」



沖「本気で言ってるの」



幸「沖田さんこそ本気じゃないんですか」



あなた斬るよが口癖ですもんね。それは流石に引きます。



血に飢えている獣にしか聞こえない。



幸「人間は矛盾しています。死んでという癖に決して殺そうとしない。殺してくれればどれだけいいか」



これが私がずっと思っていたことだ。




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