幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





沖「君って可哀想な人間だね。誰からも愛されない、信用されないって雰囲気あるよ」



そう、当たりだよ。



沖「いつも強がってばっかで弱さを見せようとしないからこうなるんじゃないの」



だから? 弱いところを見せれば信じてくれたの?



沖「君は自分から一人になりたがっているようにしか見えないよ」



幸「だから何ですか? 好きでこんな性格じゃない。一度曲がったものはそう簡単に戻せないですよ」



出て行ってくれと言うとなぜか素直に出て行った。



私を殺しに来たんじゃないのかよ。




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