幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





彼は一緒に入れないと二人の元を去った。



朱里は生まれた娘を幸と名付けた。



彼との絆の証と、彼女自身に幸せになって欲しかったため。



自分のような過ちをしないため。



でもこの時から私の運命は決まっていた。




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