幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
幸side……。
みんなに流され着替えることになったが、女の姿をするのは久しぶりで変って言われないか不安だ。
というかそもそもこんな醜い私がこんな華やかな着物を着てみんなの前に出ていいのだろうか。
そんなことを考えている間に店の人に着替えさせられた。
変じゃないだろうか。似合ってないんだろうな……。
沢山の思いが混じり逃げたくなりながら引っ張られ部屋に戻った。