幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
些細な変化と不整脈





心臓が変に脈打つ。



おかしい。相手はあの土方さんなのに。



胸が苦しくなる。



大きく深呼吸をして、肌に当たる冷たい空気で熱を冷ます。



男「お嬢ちゃん、一人か?」



振り返ると気色の悪い笑みを浮かべた男が立っていた。




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