幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





男は土方さんの迫力に負け、情けなく逃げて行った。



その後すぐに土方さんの胸に顔を埋めた。



土「怖くなかったか?」



幸「少し」



恐怖よりも初めてを奪われたことの方が嫌だった。



幸「私の初めては好きな人が良かった」



小さな声で呟いた。




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