幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





ようやく眠って落ち着いたと思ったら、総司が話し掛けて来た。



沖「土方さんも大変ですね。てか目の前であんなもの見せられたら反応に困るんですけど」



総司の一言で我に返り周りを見ると永倉、藤堂、原田は恥ずかしそうにそれぞれ目を逸らした。



近藤さんは笑顔で俺を見る。



そしてなぜか斎藤が怖い。



沖「一君は妹みたいに大事な幸ちゃんが土方さんに取られてやるせないんだよね」



なるほど。幸とはこの中で一番仲がいいもんな。



当然と言えば当然か。



斎藤に目を向けると目を逸らされた。




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