幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





幸「……して。…ろして。殺して」



自分を追い込んでいる。



そうやって生きて来たんだ。



まだ十代の娘が、殺して欲しいと望み、ずっと誰かに謝りながら生きて来た。



目が覚めたら労わってやらねぇとな。




< 18 / 255 >

この作品をシェア

pagetop