幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





重なった唇。確かに土方さんはここにいる。



だから……。



唇が離れると同時に抱き着いた。



幸「そんなことは知ってますよ。好きになった時から分かってました」



それでも好きになった。辞めようなんて思わなかった。



一緒にいて嬉しいのも離れて寂しいのも、土方さんだけ。



あなただけだから。




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