幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





土「ありがとな」



そう言って土方さんは私を抱き締めた。



そして耳元で囁く。



土「幸、俺はお前を愛してる。もう一生手放したりなんてしねぇよ」



その言葉が嬉しくて顔を上げた。お互い微笑む。



そしてそのまま二人の顔は近付き、唇を重ねるのだった。



今日、私達はようやく恋仲になった。




< 205 / 255 >

この作品をシェア

pagetop