幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
桜と共に散る
土方さんに言われて広間に行き、障子を開けて目を見開いた。
?『ご無沙汰しております』
私に気付いて女が寄ってくる。
幸「何でここに……。てかなんで皆さんと仲良くしてるんですか」
土方さんに座るように促され、指示に従った。
?『お騒がせしてすみません。この度は娘が大変お世話になり、皆様には本当に感謝しております』
女は一礼し、顔を上げると微笑んだ。