幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





母が消えた日、残された手紙を見つけた。



綴られた言葉に涙する。



その間ずっと土方さんは私を抱き締めてくれた。



何度も読み返して、何度も泣いて。



でも喪失感に囚われなかったのは母の愛が残っているから。



そして何より土方さんがそばにいてくれたから。




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