幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





それから暫く経ったある日、土方さんは珍しく休みが取れた。



たまには息抜きにと近藤さんが気を遣ってくれたのだ。



そして街で買い物をして、河原で二人、話をしていた。



土「今はまだ無理だが、いつか夫婦(めおと)になって欲しい。そうすればお前は一人じゃなくなるだろ」



私のことを考えて言ってくれたことが嬉しかった。




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