幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





沖「両者構えて、始め!」



どうせ負ける。



すぐに大口なんて叩けなるだろう。



暫く打ち合っていたが突然彼女は竹刀を下した。



諦めたの。あんだけやる気あるように言って始めさせたのに。



残念、失望したよ。



元々期待なんてしてなかったけど、まさか途中で諦めるなんてね。やっぱり女の子じゃ……。



幸「終わりました」




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