幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





幸side……。



これから一緒に生きていくのなら、変なこと口走る前に未来から来たことを話そう。



信じてもらえなくても構わない。むしろ殺してもらえて好都合だ。



土「なんでお前がそれを」



幸「春の草五色までは覚えけり」



土「だからなんで」



幸「しれば迷いしなければっ」



そこでとうとう口を塞がれた。




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