幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
藤「何で一君にはこんなに心開いてるのに俺には開いてくんねぇんだろう」
原「それは平助がうるせぇからだな」
永「それなら左之もだね」
豪快に笑う左之相手に直球で新八は言う。
それで縮こまっている。その様子を見て平助は腹を抱えて笑っていた。
やはり煩いな。
斎「先程眠ったばかりなのだ。静かにしてやれ」
三人を視界に捉え言い放つと再び幸に視線を戻した。
それから先程までの騒がしさはどこかへ消えて行った。