幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





幸「あれ? 皆さんお揃いで。どうかしましたか」



目を覚ました幸は寝ぼけているようだ。



ウトウトしていて普段と違い目付きは柔らかく表情は優しげでどことなく可愛らしい。



三人もそう思っているのだろう、顔が仄かに赤くなっている。



最初に行動したのは平助だった。



急に幸の頬に手を当て顔を近付ける。




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