幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
幸「藤堂さん?」
虚ろな目で首を傾げている彼女の破壊力はすごい。
俺は幸のことを妹のように思っているから変な気は起こさないが、他の連中はそうじゃない。
平助と幸の唇がもうすぐ重なるというところで新八が平助の襟を引っ張り、強制的に引っぺがした。
藤「何すんだよ、しんぱっつぁん。もうちょっとだったのに」
永「何すんだはこっちの台詞だ。平助こそ幸の気持ちも考えずに接吻なんて。泣かせるつもりなの」
藤「責任は取るよ。ちゃんと嫁にもらってやるって」