幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





春「別に何もせぇへんよ。あんたが何もせぇへんかったらの話やけど」



幸「どういうこと」



春「簡単や。あんたにとってこの場所ってそれなりに大事やん」



そうね。それなりには、ね。



春「だからもしあんたが余計なことしたら新選組諸共消し去る。これであんたも簡単には喋らへんやろ?」



手を握り締め拳を作った。




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