幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





あの噂とは今屯所で持ち切りの私の噂。



自分の仕事を彼女に押し付け、一さんとお茶している。



一さんを色仕掛けで誘惑して仲間に引き入れ様としている。



そんな根も葉もない噂。



もちろん流したのは春姫だ。



斎「信じていないな。俺は目の前にいるお前が答えだと思っている。お前は本当に疲れているからな」



一さんはそう言って優しく頭を撫でてくれた。




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