幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





一さんは優しい。



この人がいるから私はここにいようと思えるの。



この人のために命を懸けようと思えるの。



幸「一さんのおかげで私はこの時代でも頑張ろうって思えるんです。ありがとうございます」



一礼して顔を上げると一さんは優しく笑っていた。



この人のために……。




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