幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





騒ぎを聞いて駆け付けた沖田さんは春姫を庇うように立つと、私を睨んだ。



沖「君どういうつもりなの」



その後も続々と来る幹部達の声で私の答えは遮られた。



土「仲間に刀を向けるたぁどういうことだ」



最後に現れた土方は私の肩を掴み怒鳴った。



何も答えることができない。言っても信じてもらえない。



土方の目は確かにそう言っていた。




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