幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





土「お前はもう仲間でも何でもねぇ。処分はおって伝える」



そう言って私の腕を掴むと蔵の方へと歩き出す。



振り返るとみんなの目は冷たい。



本当に誰も信じてくれてないんだ。



原「裏切者」



沖「やっぱりあの時斬っとくべきだったんですよ」



近藤さんに目を向けるが一方通行。目も合わせてくれない。



私はまた一人ぼっちになったんだ。




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