幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





そう感じた時右手に握っていた刀の感覚に気付いた。



死ねるよ。今なら長年の願いが叶えられるよ。



刀がそう語っている気がする。



土「さっさと歩け」



土方の声は右から左へ流れて行く。



そして無意識の内に捕まれた腕を払った。




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