幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





信用するからしろって言った癖に嘘だった。



やっぱり男は嘘吐きだ。



やっぱり女一人守れない素人集団だ。



でも……、


一番悪いのは決め付けで何も話そうとしない私だけどね。



……。



また裏切られて辛いはずだった。



それでも涙は出なかった。




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