幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~





向かった先は監察の彼の部屋だ。



斎「入るぞ」



声を掛け障子を開けた。



山「斎藤組長がいらっしゃるのは珍しいですね」



斎「頼みがあるんだ」



山「幸君のことですか?」



察しがよくて助かる。



斎「何か裏がある気がするんだ。誰にも知られずに調べてほしい」




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