ツンデレ彼女がデレる瞬間。





「ふーん……俺のために怪我してまで、これ作ってくれたんだ」




「なっ……別に羽琉のためじゃないし!」




「じゃあ、誰のため?」




「……友達」




澪は、また素直にならずにそう答える。




本当、もう……





「ツンデレにも程がある」





俺は澪にそう言って、澪の怪我をした指にキスをする。




< 33 / 100 >

この作品をシェア

pagetop