冷たい君の裏側。
「じゃあ、ね。1個だけ。一緒にご飯食べて欲しいです」

「え?」

「忙しいから、早く帰ってきてって言うのは難しいのは分かってるから」

「分かった。これからは一緒にご飯食べよ?」

「ソラくんは、何かあるかな?」

「俺もお願い、ていうか要望?知華にお弁当作って欲しい」


お、お弁当?!


「ーわ、私料理下手くそだしッ、彩とかわかんないしッ…そ、それでも良ければ…」

もちろん、そう彼は微笑むと目を閉じて私を抱きしめて睡魔の誘いに攫われていった。
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