冷たい君の裏側。
「ただいまー」

「おかえりー!」


今日はそらくんのほうが早かったらしく。


「今日は俺が作ったんだよ!」


なんて可愛くドヤ顔された。
そんなソラくんに触れるようなキスをして


「ありがとう」


なんて。
こんなこと今までしたことなかったから、
部屋に入る時はかおは熟れたりんごのようだった。

ソラくんは最近甘くなって、今までよりずーっと触れ合う時間が増えた。


「いただきます!」
「いただきます」

「おいしー!」

「ほんと?」


なんて会話今までじゃ考えられなかった。
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