「僕はずっと前から君を知ってるよ」

『 りりちゃん、りりちゃん、あはは、何してるの?』

『 おとーさん、りり、保育園でももちゃんと遊んだのよ~』

『 そうなの?楽しかったかな?』

『 とーっても楽しかったのよ!』

『 そっか、おいで、りりちゃん』

『 やったぁのよ~!

りり、おとーさん大好きよ~』


懐かしい。

そんな記憶が蘇る。

優しかったお父さんの記憶ーーーー。

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