信じろよ、俺のこと。



倉庫について、弘人が希一に

あたしが拓斗くんといたことを報告し、

あたしが怒られた。


みんなして怖いよ、全く。


「友達の彼氏なんだから仕方ないじゃん。

それに貴樹の居場所を探してるだけみたいだし。

別にあたし目的なわけじゃないよ。」



「…………そいつの連絡先教えろ。」



「なんで希一に?」



「俺が居場所を知ってるから。

身を隠してるだけだから。」



「なんで希一が知ってんの?」



「俺はこれでも総長だからな。

そういう情報は筒抜けなんだよ。

ちなみにここにいる3人も知ってる。」



「へー。

じゃあ連絡先送るね。」



< 142 / 170 >

この作品をシェア

pagetop