信じろよ、俺のこと。



「お邪魔しまーす。」



「おう、誰もいねーけど。

こっち。」


私たちは貴樹の部屋へ入った。


「飲み物持ってくる。待ってて。」


そう言って貴樹は部屋から出ていった。



…………なんか、人の部屋に一人って緊張する。


とりあえずあたしはベッドの横に座った。



「お待たせ。」



「ありがと。」



貴樹はお茶の入ったコップをテーブルに置き、

あたしの隣に座った。




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