信じろよ、俺のこと。



~♪~♪~♪


急に大音量で貴樹の携帯が鳴って

あたしは肩が上がってしまった。



「びっくりしたー…。」



「ははは、すげーびっくりしてたな。

ごめん、ちょっと出るな。

静かにしてて?」



「うん。」



あたしがそういうと貴樹は電話に出た。



「なに?


…………あぁ。まだ。


わかってるわ。まだ時間あんだろ。

待ってろよ。」



貴樹はそれだけ言って電話を切った。



< 62 / 170 >

この作品をシェア

pagetop