ドラマ好きの何が悪い
「急に手をつないだりしてごめん。あまりに人が多くて迷子になりそうだったから。」
「ううん。全然。」
シュンキの顔を見ずに首を横に振った。
「まぁ、人が多くなくてもつなごうと思ってたけどね。」
シュンキがいたずらっぽい顔で笑った。
ドキドキ。
なんだろう。こういう感じ。
いなかったんだよなー。今までこんなドラマの主人公みたいな洗練された顔と言葉で私を翻弄する男性。
憧れていたけど、実際目の当たりにすると強烈すぎてあたふたしちゃう。
「ミナミさん、かわいいよね。そういうとこ。」
へ?どういうとこですか?
思わず首を傾げて顔を上げた。
「そういう顔するとことか。」
シュンキは笑いながら私の頭をポンポンと軽く叩いた。
この頭ポンポン、前もやられたけど、シュンキみたくかっこいい男性にされるとまじでキュンキュンするもんなのね。
言葉を失うわ。
やっぱり、シュンキのこと好きになっていってるみたい。
こんなにも気持ちが少女になってるんだもん。
年齢は中年だけどさ。
美術館の1階に庭園に面したガラス張りの素敵な喫茶があった。
「あそこ、きれいだよね。行ってみる?」
シュンキの提案で入ることにした。
この美術館には何度か来たことはあったけど、喫茶に入るのは初めてだった。
上から下まで全面ガラスで、美しい庭園と一体化した作りはとても素敵。
白いタイル張りの店内に明るい日差しが燦々と降り注いでいた。
シュンキはコーヒー、私はココアを頼む。
あまりに緊張して、私の体が甘い物が欲っしていた。
生クリームが上に乗ったココアはとても甘くて温かくておいしい。
「おいしそうに飲むね。僕もココアにすればよかった。」
「こんな甘いの飲むの?」
「飲むよ。仕事で疲れた時には甘い物いつも常備してる。チョコとかケーキとか結構好きなんだ。」
「そう言えば以前そんなこと言ってたよね。男の人で甘い物好きな人あまり聞かないわ。」
「そう?最近甘党男子増えてるんだよ。知らない?」
「知らない。」
「カイトは、甘党ではないけど。」
「そうね。奴は辛党だわ。」
「辛党か。そうだね。」
シュンキはおかしそうに笑った。
「ううん。全然。」
シュンキの顔を見ずに首を横に振った。
「まぁ、人が多くなくてもつなごうと思ってたけどね。」
シュンキがいたずらっぽい顔で笑った。
ドキドキ。
なんだろう。こういう感じ。
いなかったんだよなー。今までこんなドラマの主人公みたいな洗練された顔と言葉で私を翻弄する男性。
憧れていたけど、実際目の当たりにすると強烈すぎてあたふたしちゃう。
「ミナミさん、かわいいよね。そういうとこ。」
へ?どういうとこですか?
思わず首を傾げて顔を上げた。
「そういう顔するとことか。」
シュンキは笑いながら私の頭をポンポンと軽く叩いた。
この頭ポンポン、前もやられたけど、シュンキみたくかっこいい男性にされるとまじでキュンキュンするもんなのね。
言葉を失うわ。
やっぱり、シュンキのこと好きになっていってるみたい。
こんなにも気持ちが少女になってるんだもん。
年齢は中年だけどさ。
美術館の1階に庭園に面したガラス張りの素敵な喫茶があった。
「あそこ、きれいだよね。行ってみる?」
シュンキの提案で入ることにした。
この美術館には何度か来たことはあったけど、喫茶に入るのは初めてだった。
上から下まで全面ガラスで、美しい庭園と一体化した作りはとても素敵。
白いタイル張りの店内に明るい日差しが燦々と降り注いでいた。
シュンキはコーヒー、私はココアを頼む。
あまりに緊張して、私の体が甘い物が欲っしていた。
生クリームが上に乗ったココアはとても甘くて温かくておいしい。
「おいしそうに飲むね。僕もココアにすればよかった。」
「こんな甘いの飲むの?」
「飲むよ。仕事で疲れた時には甘い物いつも常備してる。チョコとかケーキとか結構好きなんだ。」
「そう言えば以前そんなこと言ってたよね。男の人で甘い物好きな人あまり聞かないわ。」
「そう?最近甘党男子増えてるんだよ。知らない?」
「知らない。」
「カイトは、甘党ではないけど。」
「そうね。奴は辛党だわ。」
「辛党か。そうだね。」
シュンキはおかしそうに笑った。