ドラマ好きの何が悪い
空港内は、夢の時と同じ。人でごった返していた。
とりあえず、一番広い空港の入り口の正面に座った。
なんとなく、カイトは電車では来ないと踏んでいた。
だって、荷物多いはずだもの。タクシー使うわよね。タクシー代だって、きっと経費で落ちるだろうし。
胸が高鳴る。
苦しいくらいにドキドキしていた。
時計を見たら、まだ12時半。
お昼ご飯とか食べるために、これくらいの時間に来るんじゃない?
あー。こうやってじっとしてるのも耐えられないわ。
年甲斐もなく、「わー!どうしよう!」って叫び出したくなる。
もう!遅いっての!
早く来てよ~。
その時だった。
入り口からカイトが大きなスーツケースを転がしながら入ってきた。
・・・カ、カイト?
思わずゆっくりと立ち上がった。
カイトは入り口に入るとすぐに立ち止まり自分の背後に顔を向けた。
カイトの後ろから、カイトの上司らしき人物が何やら話しかけながら少し遅れてやってきた。
嘘!
カイト、あんた一人じゃなかったの??
上司も一緒だったなんて!!
これは大きな誤算だった。
頭の中でまたスープがひっくり帰る映像がスローモーションで蘇った。
とりあえず、一番広い空港の入り口の正面に座った。
なんとなく、カイトは電車では来ないと踏んでいた。
だって、荷物多いはずだもの。タクシー使うわよね。タクシー代だって、きっと経費で落ちるだろうし。
胸が高鳴る。
苦しいくらいにドキドキしていた。
時計を見たら、まだ12時半。
お昼ご飯とか食べるために、これくらいの時間に来るんじゃない?
あー。こうやってじっとしてるのも耐えられないわ。
年甲斐もなく、「わー!どうしよう!」って叫び出したくなる。
もう!遅いっての!
早く来てよ~。
その時だった。
入り口からカイトが大きなスーツケースを転がしながら入ってきた。
・・・カ、カイト?
思わずゆっくりと立ち上がった。
カイトは入り口に入るとすぐに立ち止まり自分の背後に顔を向けた。
カイトの後ろから、カイトの上司らしき人物が何やら話しかけながら少し遅れてやってきた。
嘘!
カイト、あんた一人じゃなかったの??
上司も一緒だったなんて!!
これは大きな誤算だった。
頭の中でまたスープがひっくり帰る映像がスローモーションで蘇った。