ドラマ好きの何が悪い
ハヤシライスを食べ終わって、テーブルにお皿を置いたまま、やっぱり疲れていたのかそのままソファーで寝てしまった。
朝、ゆっくりと起きた。
いつもよりも遅い時間。
時計を見ると8時半だった。
ソファーで寝たからか体が痛い。
大きな伸びをしながらリビングのカーテンを開けた。
シャワーを浴びて、いつものようにソファーに座ってテレビをつける。
静かな朝。
でも、何かが足りないような気がした。
そうそう、ドラマを見るんだったわ。
湯沸かし器をつけて、パンを焼いた。
テーブルにパンとコーヒーを置いて、ソファーに座る。
撮り貯めしていたドラマを再生した。
時計を見る、9時か。
嫌だ、なんだかドラマに全く集中できてない。
やけにテレビの音量が大きいような気がして、少し小さくした。
あまり気にしたことなかったのに、今一人でこうやってドラマを見てることに寂しさを覚える。
一人ぼっちだ。
私。
昨日シュンキと二人で楽しい時間を過ごしたせいだろうか。
それともいつもやってくる、厚かましいいあいつが今日は来ないからだろうか。
やけに一人ぼっちが浮き彫りになって、落ち着かない。
カイト、なんだかんだ言って、やっぱり来るんじゃないだろうか。
ピンポーン ピンポーンってけたたましく玄関が鳴るような気がして、ドラマを一時停止した。
でも、鳴らなかった。
「ま、鳴らないよね。来るなって言ったのは私だし。」
思わず口からポツリとこぼれた。
朝、ゆっくりと起きた。
いつもよりも遅い時間。
時計を見ると8時半だった。
ソファーで寝たからか体が痛い。
大きな伸びをしながらリビングのカーテンを開けた。
シャワーを浴びて、いつものようにソファーに座ってテレビをつける。
静かな朝。
でも、何かが足りないような気がした。
そうそう、ドラマを見るんだったわ。
湯沸かし器をつけて、パンを焼いた。
テーブルにパンとコーヒーを置いて、ソファーに座る。
撮り貯めしていたドラマを再生した。
時計を見る、9時か。
嫌だ、なんだかドラマに全く集中できてない。
やけにテレビの音量が大きいような気がして、少し小さくした。
あまり気にしたことなかったのに、今一人でこうやってドラマを見てることに寂しさを覚える。
一人ぼっちだ。
私。
昨日シュンキと二人で楽しい時間を過ごしたせいだろうか。
それともいつもやってくる、厚かましいいあいつが今日は来ないからだろうか。
やけに一人ぼっちが浮き彫りになって、落ち着かない。
カイト、なんだかんだ言って、やっぱり来るんじゃないだろうか。
ピンポーン ピンポーンってけたたましく玄関が鳴るような気がして、ドラマを一時停止した。
でも、鳴らなかった。
「ま、鳴らないよね。来るなって言ったのは私だし。」
思わず口からポツリとこぼれた。