伸ばされたその手を...
屋上から出よ
空気悪っ
ガシッ
?「おぃ、待てよ。」
雪『っ!』
パシッ
雪『その手で触んじゃねぇよっ!』
「ビクッ」
雪『あ、わりぃ』
?「いや、俺が悪かった」
雪『...』
やばい、手が凄く震えてる
早くここから出なきゃ
雪『ねぇ、ここから出たいからそこからどいてくれん?』
落ち着くんだ
ここにアイツはいない
震えを止めるんだ
呼吸を整えるんだ
?「はぁ?あんな事言っといて帰すわけねぇだろ」
雪『向こうから言ってきたんだけど...』
?「そんなんカンケーねぇよ!アイツに言ったこと謝れよ!」