恋愛偏差値
(あー。よかったーぁ。間に合っ)

「た!て、いったーぁ!!」

私は、痛みとともに顔をあげる。

「あ。」

見覚えのある顔だ。

同小のひろだ。

「あー。相川ごめーん!痛くなかった!?」

(なに笑ってんのよ。むかつく。)

「あー。痛くてたてないー。どーしよ。」

私はわざとひろを困らせようとした。

「まじで。ほんとごめん!おぶろうか?」

「は?」
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