黒い天使。
連続。
ガチャ

「え?あ、女の人…」


開けるとそこにはやはり、あのウェディングドレスを着ていた女性がいた。
その女性はふと呟いた。
その言葉に胸がどくんっと鳴った。


「あ、あの…、もしかして、かなたの…「友達ですよ?」」


不安げに問う女性に畳み掛けるように言葉を放つ。

少し落胆?したような顔で彼女は、


「あの、入っていいですか?」


あ、引き止めてた


「あ、すいません!」


彼女は可愛くて、ふわふわしてて、おっとりしてて。
私とは違う。

そして、そんな彼女のお腹は少しふっくらしていた。


「お、お子さんいるんですか?」

「あ、はい!今七ヶ月なんです!」


嬉しそうに彼女は言うけれど、それとは逆に私の心は、罪悪感に苛まれていく。
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